こんにちは。
せどり専門の格安経理代行 代表の藤田です。
せどり専門の格安経理代行は、大阪から「オンラインで全国対応している」経理代行サービスです。
今回は預り金について解説します。
預り金とは?
預り金とは、その名のとおり他者から預かっているお金のことを言います。
預り金が発生するケースとして代表的なものは、従業員の給与から天引きする所得税(源泉徴収)と住民税(特別徴収)です。
所得税も住民税も負担するのは従業員です。
本来であれば従業員が納付するものですが、事業者が従業員から預かって代わりに納付しています。
そのため、預り金という勘定科目を使います。
預り金は、後で返済や支払いをする義務があるため、貸借対照表の負債に計上されます。
預り金の仕訳は、お金を預かった時と、預かったお金を支払った時に発生します。
お金を預かった時の仕訳
従業員の給与200,000円から所得税10,000円を預かり(差し引いた)、残りを銀行振込で支給した。
借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 |
給与 | 200,000 | 預り金 | 10,000 |
普通預金 | 190,000 |
預かったお金を支払った時の仕訳
従業員から預かった所得税を現金にて納付した。
借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 |
預り金 | 10,000 | 現金 | 10,000 |
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