こんにちは。
せどり専門の格安経理代行 代表の藤田です。
せどり専門の格安経理代行は、大阪から「オンラインで全国対応している」経理代行サービスです。
以前の記事で「事業に関係する費用は経費となる」とお伝えしました。
しかし、「そもそも経費になるならないの基準は何なのか?」と思っている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、個人事業主の経費が認められるポイントについてお伝えします。
個人事業主の経費が認められるポイント
経費として認められるポイントは3つあります。
- 事業に直接関係するか
- 事業を営む上で必要か
- 事業に使った金額をはっきり分けられるか
このうち最も重要なのは1です。
税務調査を受けた場合、1について指摘されることが多いためです。
ただし、直接かどうかについて明確な基準があるわけではありません。
実質的なことから判断することになります。
具体的な判断基準は以下の通りです。
- その費用がどの売上げと対応しているのか
- どのような目的で支出されたのか
- その費用が事業にどの程度有効なのか
この3つの基準を満たしている、ゆえに事業に直接関係していると、税務署に説明できなければいけません。
それでは、この3つの基準によって費用の必要性を考えてみましょう。
経費になるかどうかは、「売上につながる費用かどうか」によって決まります。
言い換えれば、税務調査が入った際に「売上との関連性を明確に説明できるか」ということです。
「プライベートであれば支払っていなかったが、事業に何らかの形で役に立ちそうだと考えて支払った」ということが合理的に説明できるのであれば、経費として認められます。
最後に、個人事業主の経費が認められるポイントの3つ目、「事業に使った金額をはっきり分けられるか」について、少しご説明します。
単純に1枚の領収書に書かれた全額が、経費で落とせるか落とせないかということではありません。
1枚の領収書には、経費で落とせる分の金額と落とせない分の金額が、分かれて記載されているとは限りません。
分かれていない場合は、経費で落とせる分の経費を区別して処理する必要があります。
これが「家事分を除外する」という処理です。
まとめ
何でもかんでも業務に関係するからと、こじつけるのは止めましょう。
まずは、個人事業主の経費が認められる3つのポイントに当てはめるところから始めてください。
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